風ひとつ

田舎に吹く心地よい風を届けたい、そう願って

飛べたのに戻った蒲公英綿毛かな

 歯医者さんに行こうとした日、相棒さんも用があって、車がいるので、行く時だけ乗っけて貰いました。治療が終わって帰りは、そうですね2キロ弱の道でしょうか!f:id:kokohahurusatokazemakase:20240318211341j:image

 マア陽射しもあるし、そんなに寒くも無くて、のんびり、ぼんやり、散歩気取りで歩いたのです。最初の500メートルだけは通学路でないのですが、あとは子ども時代の通学路で慣れた道ですよね!f:id:kokohahurusatokazemakase:20240318211407j:image

 でもまあその頃とは大違い、砂利道が舗装されて、両側の水田や畑は、人参栽培のビニールトンネルやソーラーパネルに変わっているのです。そんな風景の中を歩いて、やっと我が村の近くまで帰って来たら、道端に、タンポポです。昔と変わらない畦道の風景です。f:id:kokohahurusatokazemakase:20240318211432j:image

 この蒲公英の綿毛が風で飛んでいって、あちこちに種をばら撒くんですよね!そんなに遠くまでは飛べなかったから、今もここにあるのか、f:id:kokohahurusatokazemakase:20240318211453j:imageいや1度遠くまでは飛んだけれど、また戻って来たのだろうなどと、自らの大阪暮らし40年で帰って来た事を思ったりして、冒頭句となりました。f:id:kokohahurusatokazemakase:20240318211523j:image飛べたんですよね!戻って来たから、この村に昔と同様の蒲公英の花が咲くと思いたい。明日の心でーす。