風ひとつ

田舎に吹く心地よい風を届けたい、そう願って

明けてゆく空白々と雪柳

もう散って仕舞うユキヤナギだし、何とか注目してやらねばと、冒頭句になりました。ソメイヨシノも短い期間で散ってしまって、葉桜だし、八重桜はまだ残っていても、かつての勢いが有りません。f:id:kokohahurusatokazemakase:20240420073532j:image 

f:id:kokohahurusatokazemakase:20240420073605j:imageそろそろ牡丹も咲き始めた庭の、梅の木の下で咲く雪柳、もう勢いは無いものの、塊の様な白さ。f:id:kokohahurusatokazemakase:20240420074026j:image夜明けの薄暗さの中で、白っぽく咲いているって思った訳です。f:id:kokohahurusatokazemakase:20240420074250j:image明日の心でーす。

牡丹咲き庭園となる小庭かな

まだまだ八重桜が綺麗に咲いているのですが、その下で、牡丹の花が見られる様になりました。f:id:kokohahurusatokazemakase:20240419071437j:image赤紫の1番早く咲く色。蕾が膨らんで来たよと思って居たら、今日はもうすっかり咲いています。早いですよね!ここの所の高い気温に、急いで咲いたのでしょう!f:id:kokohahurusatokazemakase:20240419071854j:image柔らかな花びらで、しかも大輪、確かに豪華な花。

「見て、見て、綺麗でしょう。」とは言ってないし、「下々の者、控えおろう。」とも言って無いけれど、とにかく周囲の花を圧倒する豪華さがあるのは確かです。f:id:kokohahurusatokazemakase:20240419072316j:imagef:id:kokohahurusatokazemakase:20240419072329j:imageでもって、我が家のちっぽけな庭が、豪華絢爛の花咲く庭園と変わったように思われたので冒頭句となりました。明日の心でーす。

君好む紅色眩し芝桜

梅や桃の花が終わり、桜もソメイヨシノや枝垂れ桜が散って、八重桜がまだ残っている状態ですね。f:id:kokohahurusatokazemakase:20240417220519j:imagef:id:kokohahurusatokazemakase:20240417220644j:imageマア空の桜ばかり観ていたのですが、それもそろそろ終わりだとなれば、地にある桜に触れない訳にはいきません。

 昨日今日の、高い気温が後押しするのか、地にある桜、芝桜の勢いが増して来ました。そんな芝桜を見ていて思ったのですが、ただ紅色の単色だと思って居たのは間違いで、濃いもの薄いものがあって、結構味わい深いモノなんですねえ!f:id:kokohahurusatokazemakase:20240417221410j:imageそう思って思い出したのは、あの人の事。こんな紅色のブラウスをよく着て居ましたよねえ、今は白髪になってるだろうけれど、それでも好みは変わって無いだろうとね。f:id:kokohahurusatokazemakase:20240417221656j:imageそんなこんなで、冒頭句です。当時あの人を眩しく眺めた事が、今朝日に眩しく光る芝桜の花とダブっているのでしょうね!明日の心でーす。

裏の木戸香り仄かにライラック

我が家のライラックの木は、家の南、陽当たりの良いところに、あったのですが、枯れ枝が出来たり生育が悪かったり、したもので、暖かすぎるのかもしれないと家の裏に持って行ったのです。f:id:kokohahurusatokazemakase:20240417065440j:image

 そうですねえ、場所は裏口のすぐそばですが、何しろ北側で、裏側ですから、滅多に見る事もなく、今年も花開いているのに、気付いて居ませんでした。f:id:kokohahurusatokazemakase:20240417065504j:imageそれが、まあヒョンな事から、裏口を開けて、綺麗に咲いて、香りもするのに気がついたって事で、冒頭句となりました。f:id:kokohahurusatokazemakase:20240417065951j:image

 この花はライラックと言うより、リラの花と言えば、何だか北国の花と感じられて、チョッとロマンチックに感じたりするのは私だけでしょうか?明日の心でーす。

ブロック塀越えた1枝花辛夷

 いつも言ってますが、お地蔵さんのある川縁にゴミ収集場所があるのです。そこへゴミ出しをしようと車で出掛けて、お隣のうちのブロック塀の角を曲がった時の事です。f:id:kokohahurusatokazemakase:20240416063757j:image

 ここは道が狭くなってるし、塀は直角に近い感じだし、車の頭や横っ面を擦らないかと気を使う場所。だもので、ゆっくりと、そのコーナーを曲がるのですが、今朝は、その塀の上に辛夷の花が見えました。f:id:kokohahurusatokazemakase:20240416064046j:image

 ハイハイそのままが冒頭句ですが、帰り道にみたら2、3本出ていましたが、まあいいでしょう、明日の心でーす。

やれやっと蒼き空あり花辛夷

 寒い3月が過ぎて、サア4月だと喜んだけれど、今度は黄砂だ、気圧の谷だとスッキリしない天気でしたねえ。そんな中でも、ソメイヨシノが咲いて、見頃は、もう1週間も前の日曜日でしたかねえ!今や桜吹雪も過ぎ、花筏や葉桜の季節です。f:id:kokohahurusatokazemakase:20240415065354j:image

 あゝそうでした。八重桜も咲いて来て、コレはまだまだ綺麗に咲いてます。そうでした。この八重桜を仰ぎ見て、空の青さを思い、そうか、やっと空の青さが見られる様になったのかと思ったのでした。f:id:kokohahurusatokazemakase:20240415065409j:image

 ハイハイ今日は、その青空に一遍の雲があり、それを眺めていたらお隣の家の拳の花が目に留まったので、冒頭句となりました。f:id:kokohahurusatokazemakase:20240415065620j:image

 辛夷咲く春なのに!とのフレーズも浮かびますが、やっと春だと言う感じでは無くて、もはや初夏ですよね!f:id:kokohahurusatokazemakase:20240415065740j:imageチョッと季節の変化が急激過ぎませんか?明日の心でーす。

 

風有れば揺れて重たげ八重桜

目下我が家の八重桜が満開状態と言えるでしょう!青空をバックに柔らかな塊になって咲いてます。f:id:kokohahurusatokazemakase:20240414064853j:image八重桜ってこんなにも豪華な花だったのかと言いつつ眺めていたら、微かに風が吹いて来て、八重桜の枝が揺れます。スマホでうまく撮らせてくれません。f:id:kokohahurusatokazemakase:20240414065131j:imageだもので、生まれたのが冒頭句、f:id:kokohahurusatokazemakase:20240414065821j:image花は柔らかくても、枝先は細くて、重そうだよって思ったもので、重たげとしました。f:id:kokohahurusatokazemakase:20240414065351j:imageでもって向こうのソメイヨシノはどうだろうかと見れば、少しの風で、ハラハラと散って、もうスッカリ葉桜です。桜のシーズンも、そろそろお終いかも知れませんね!明日の心でーす。