風ひとつ

田舎に吹く心地よい風を届けたい、そう願って

名を忘れてた花

 我が家の春は、黄色味を帯びてやって来る。そう、そんな想いにさせるのが黄色い水仙なんだけど、3月ともなれば、こちらの木にも、黄色い花が咲く。ええ山茱萸ですネ。f:id:kokohahurusatokazemakase:20200306040223j:image

 名前も忘れていましたが、この黄色、何でしたっけと訊ねて、山茱萸だと言われ、あゝ庭の山茱萸の木に鳴る鈴掛けてよーの山茱萸でしたか!とマア、去年も教えて貰ったよなーって記憶が戻って来たのです。f:id:kokohahurusatokazemakase:20200306040250j:imageこの木については、歌の歌詞で知っているだけ、実物は見たことも無いまま大きくなったのでしょうね。何度聞いてもしっかりと脳に刻まれることがないのですからねえ!きっとそうです。そう言えば、毎年この木何の木?って訊ねている様な気もします。もっか我が家の春を告げてくれる花だと言うのにですよね。f:id:kokohahurusatokazemakase:20200306040314j:image

 でマア花の名前はわかったのですが、庭の山茱萸の木と言う歌詞の唄は何だったか出てこない!うーんと、何だったのか?確か九州の民謡だよな、五木の子守唄じゃ無かったなあ〜。椎葉村だよ、宮崎かイヤ熊本だったのか?出てこないよな!認知機能が衰えたのでしょうか!ウーンならばネット検索で庭の山茱萸の木と打ち込んで検索してみたのです。f:id:kokohahurusatokazemakase:20200306034910j:image

 アラアラ、子守唄じゃ無かったなあ!稗つき節だったか!

という事で、民謡の題名はわかったのだけれど、ムム、山茱萸じゃ無いぞ!山椒だよ!私の記憶は間違いか?f:id:kokohahurusatokazemakase:20200306040502j:imagek

 山茱萸だと言われることもありますが、地元の正式見解は山椒だそうで、私の記憶違いですよね!デモね!記憶違いで意地を張る訳では無いけれど、鈴を懸けるのは、この木が相応しいと思いますよ。枝もシッカリして、春先の花でもあるし、山奥の山村に植えたとすればですねえ。うん、矢張りこの山茱萸ですよ!庭の山茱萸の木って言ってるでしょう!f:id:kokohahurusatokazemakase:20200306040111j:image春先の庭を飾る花じゃ無いですか!それを植えてあったという事でしょう。

 そう思いませんか、百歩譲って、コッチだとしたら、山椒の木は、枝が細いし、鈴をかけたら、撓んだり折れたりしそうじゃ無いですか!

 それに山椒は、山のあちこちに雑草みたいに自生してる感じですよ。鈴をかけたんでしょ!今時の鈴は軽いけれど、昔の鈴ってそんな軽いものじゃないでしょう!f:id:kokohahurusatokazemakase:20200306043133j:image

神社の巫女さんが持ってる鈴は軽いけれど、アレって、鳴る鈴じゃ無くて、鳴らす鈴ですよね!鳴る鈴ってのは、馬や牛の首に掛けて、熊除けに鳴っていた鈴のことでしょ!f:id:kokohahurusatokazemakase:20200306043151j:image

とマア、ムキになっても、仕方がない事で、地元の見解に従うしかないけれど、やっぱり、私は山茱萸の方だと思いたい。強情者でしょうかネエ。明日の心でーす。