風ひとつ

田舎に吹く心地よい風を届けたい、そう願って

仰ぎ見る阿讃山嶺冬の月

 我が家の北に見える讃岐山脈、ホントは小さな峰が折り重なっているのでしょうが、2、3キロ離れたところから見れば、適度に霞んで見えて、山嶺が全て連なった一直線に見えることが多いのです。f:id:kokohahurusatokazemakase:20240119091307j:image

 そのせいも有るのか、絵画センスが無いのか、一直線をグネグネと上下させて、山だと言っては皆んなに笑われたものでした。

 ハイハイ、その山脈の西の方に小高い、600メートルくらいの大山さん、f:id:kokohahurusatokazemakase:20240119090615j:image東の方に大麻山500メートル程度ですかねえ!f:id:kokohahurusatokazemakase:20240119090635j:imageいずれも山頂に灯が灯っていて、その灯を眺めつつ大きくなったのでした。そしてまた我が村から学校へは、その2つの山をつなぐ山並みを眺め、そう、南から北への緩い坂道を登校するのです。イヤでも前面の山並みを仰ぎ見つつ毎日、毎日通ったものでした。f:id:kokohahurusatokazemakase:20240119091251j:image

 でもって我が心に刷り込まれていたのでしょう!北の山を照らす月に、ヤケにくっきりはっきりした山並みを眺めたって事で、冒頭句となりました。ははは、俳句に説明は要りませんが、仰ぎ見るなんて大袈裟な言葉になった事の言い訳でした。明日の心でーす。