我が村はもちろん近隣の村にも地蔵さんがあるのですが、その姿は、そりゃあマチマチでして、小さい石像だけもあれば台座の上で高々としたものもあるのです。かつての村の財力もあるのでしょうが、村外れの小さなお地蔵様でも、赤い頭巾や前掛けがなされていると、近所の住民の温かい心を見る様で、チョッとうれしくなりますよね。でもって我が村のお地蔵様ですが、小なりといえどもお堂の中におわしますので、頭巾はなくて前掛けだけです。だから、丸坊主の頭が寒々としていたので、冒頭句となりました。テレビが今日は、大寒で1番寒い季節だとの事だったのもありましたが、「氷雨降る頭巾欲しがる地蔵尊」でも良かったかなあと思ったりもしています。明日の心でーす。