言うことなしとは、よく言ったものです。昨日も橋を渡る際の信号待ちで、前面の山を眺めたのです。うーんいいものだよなあ!なだらかで、穏やかな山容に、こんなに綺麗な山並みを眺めつつ大きく成ったのだと改めて思った次第。普通、山といえば、ゴツゴツした岩肌や空に聳える独立峰が浮かぶけれども、我が成長を見守った山々は、2、3本の線がゆらゆら上下して横に流れるだけの、何という優しさ。その優しくなだらかな山肌に、ところどころ黒い所がある。何何何だと目を凝らしたら、それはねえ、空の雲の影、降り注ぐ光と影のグラデーションだったのです。うーん確かに、故郷の山は言うことなしに美しいと、しみじみ思うのでありました。明日の心でーす。