今日は我が家地方の家々にお坊さんが、やって来て、お経をあげてくれる日なんですよね!そう、お墓じゃ無くて、仏壇の前でです。
お盆は先祖の霊が帰ってきて、子孫の家族と共にあるって事で、お墓は、言わば蝉の抜け殻です。
お盆に都会から故郷に帰省した人々が、墓参りする報道が、しばしばなされるけれど、我が家感覚からはチョッと変ですネ。
そう墓参りは、春と秋の彼岸ですよね。お盆は先祖の霊が帰ってきて子孫の現家族と共に過ごすって事で、その先祖の霊が迷わずに帰ってこられる様に迎え火を焚くって事ですよね。
でマア、無事帰って来た先祖霊に、ご馳走をお供えして、お盆のお団子を作って、心穏やかに過ごす日がお盆なのです。言っておくが、お盆は都会人が帰省して、キザなお墓参りする日では決してない。
でもって、先祖霊が我が家に帰って来るときに、一緒について来た無縁仏や餓鬼どもは家には入れないので、施餓鬼さんの水棚を作って、接待するんです。
先祖も大切で、その縁者もまた接待するのがお盆だった筈。コロナ騒ぎで帰省できないとか、お墓参りが出来ないとかのニュースがあるけれど、なーに心配は要らない。大阪であろうと東京であろうと、お盆に先祖を迎える気が有れば、霊はきっと来てくれる。空港だ新幹線だなど決して言わないですよ。東京のど真ん中であろうと、静かに迎え火でも焚いてみればいいと思ったりします。明日の心でーす。