風ひとつ

田舎に吹く心地よい風を届けたい、そう願って

結願御礼の道ー法輪寺へー

 大窪寺で無事結願が出来たあとは、10番切幡寺に戻って1番までの結願御礼の道があるのです。もう1つ、大窪寺から白鳥、引田を経て、大坂峠を越えて徳島に入って、3番2番1番と御礼の参拝と言う道もあるにはあるのです。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190417215547j:image

  しかしながら、大窪寺から大坂峠を越えて、3番金泉寺に至るまでの距離が、余りにも遠いし、もちろん峠を越える道も、辛いものがあるのでしょう。最近は殆どの歩き遍路が大窪寺から、切幡寺へと進むようです。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190417215657j:image

  もちろん私も10番へと進み、無事結願の 御礼として、切幡寺の参拝をしたのです。ですから、この10番から1番に向かって、逆打ちみたいに進み、1番で打ち終わることになります。大窪寺から、切幡寺まで、長々とブログに載せて来ましたが、マア始めて進む道だという事で、お許し頂いて、そうですね。切幡寺から1番に向かっては、一度歩いた道を逆に歩くわけで、さほどブログに載せるものが、あるとは思えません。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190417215907j:image

それでもマア、結願御礼の道を次のお寺に向かって進みましょうか。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190417220212j:image表示にある139号線を上板の方へと進みます。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190417220509j:imagef:id:kokohahurusatokazemakase:20190417220537j:imagef:id:kokohahurusatokazemakase:20190417220605j:imagef:id:kokohahurusatokazemakase:20190417220707j:image5年前に法輪寺から切幡寺へと歩いた道を逆に歩くだけだと、タカを括っていましたが、お遍路マークが現れないのです。逆打ち用の矢印はないという事でしょうか?
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f:id:kokohahurusatokazemakase:20190417220702j:imageこの秋月城址辺りまでは、自信を持って歩いていましたが、139号線はドンドン北上しています。チョッと変ですね。北上じゃなくて、もっと平地の田畑の中に法輪寺はある筈ですよねー。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190417221700j:image小豆洗大師の方に進まないと行けないのに、139号線を北上していたのですネ。

仕方なく、236号線で右折して南へと歩いたのです。あゝ偉大なる廻り道。熊谷寺からの道を歩いて、遥か南の田畑の中に法輪寺を見たのでした。5年の歳月が流れているので、境内の様子もスッカリ忘れていましたが、東の門から入って左手に、綺麗なお遍路休憩所があるんですよね。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190417222812j:imagef:id:kokohahurusatokazemakase:20190417222841j:imageあゝそうそう、こうだったよなあって思い出しつつ、結願の御礼を申し上げたのでありました。ではこの辺で、次回熊谷寺への心だ〜ですネ。