前山ダムから大窪寺へと進む道は5ルートあるのだけれど、軟弱遍路は出来れば、3号線から377を通る車道コースを進むつもりでした。だもので、道の駅手前から山に入る旧遍路道を採らずに、ダム湖に沿った3号線を歩いて来ました。
バス停の来栖辺りから、来栖神社方向への道もあったけれど、コレは健脚コースだと思って諦めました。そういう事で、ヤッパリ3号線を歩いているのですが、坂道はドンドン急になり、キツくなって行くのです。平坦だったのはダム湖畔だけじゃないですかねえ。コレでもバス道なんですかねえ。緩いだんだら坂道を想像していたのですが、チョッと当てが外れました。
そう、そうなんです。坂道の苦しさがあり、またバス道なら9キロ女体山超えなら6キロなんて表示があったりしたものですから、遂にココから左の下り道に進んだのです。
多和神社や、昼寝城址があって、太郎兵衛館で健脚コースに合流する道なのです。取り敢えずの多和神社へ下って行くのが嬉しいですね。あとあとの事は、全く考えず、今の下りを喜んだのでした。
そして間も無く多和神社です。小さな祠を思っていたのですが、どうしてどうして、立派な神社です。
しかしながら、人家があったのはこのあたりまで、後は森や林の中の、薄暗い道となりました。そう林道ですね。
しかもこの道もドンドン坂道となっていって、足の運びは極端に悪くなりました。
それでも、多和神社の次は、昼寝城址が目標ですから、頑張ります。あゝ出てきました。ココなんですね。
でもその表示を見るだけで、細い道を山に入る寄り道については遠慮させていただいて、坂道林道を歩いて行きます。
ここまでは、まだ良かったのですが、次の目標だった太郎兵衛館は、なかなか見えて来ない。両側の木々が鬱蒼とした林道は右や左に折れ曲がって、ドンドン高くなって行きます。その分軟弱遍路は呼吸が苦しくて何度も何度も足を休め、休憩したのでありました。はてさて、小1時間は過ぎたでしょうね、太郎兵衛館はどこにある?なんて思い始めた頃にこんな看板です。やれやれ太郎兵衛館も近いと思ったのでした。太郎兵衛館に着けば、後は女体山超えですね。明日の心で〜す。