第10の堰付近の菜の花の拡がりは昨日載っけましたが、そう、それは吉野川北岸の話です。菜の花と第10の堰を北岸から眺めるだけで無くて、南岸はどうだろうかと見に行った事が有るのです。
六条大橋を渡って左に折れしばらく行くと六条渡しの跡があって、碑が建てられていました。あゝココが渡しだったとわかり、母に手を引かれて市楽の叔母の家に行った事を思い出したのです。
もちろん六条大橋なんて無い時代で、叔母の次男がシベリア抑留から、無事帰ってきたので、お祝いをするとの事での集まりだったのですが、広い河原を随分歩いて、渡し船に乗って、川底まで見えた綺麗な水。
何と言う事もない石柱だけれど、それによって、想い出されることの多い記念碑ですよね!当時は歩き遍路に行こうとしていて、足を鍛えようとあちこち歩いていたのですが、丁度今頃の話。もう散歩も歩きもしていませんが、きっと今頃は菜の花中で、ひっそりと渡しの碑が立っている事でしょう!明日の心でーす。