風ひとつ

田舎に吹く心地よい風を届けたい、そう願って

結願御礼の道ー熊谷寺へーその2

熊谷寺の境内に歩を進めます。駐車場横から、多宝塔の近くを行けば、前回来た時とと同じように、お経が流れて、深山の寺院らしき雰囲気が漂います。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190422192607j:image少し右手に行けば、中門です。くぐりながら、アレなんだか変じゃないかって思ったのです。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190422192716j:imageだってね、この中門の両脇にあるのは、どう見たって神像ですよね。さっきくぐった大きな山門には仁王様だったでしょう。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190422192750j:imagef:id:kokohahurusatokazemakase:20190422192816j:imageこのお寺も神仏混淆だったという事ですネ、神仏分離がなされた今は山門の両脇に名残があるという事でしょう。石段を登った先に本堂、左の石段をもう一回上がって大師道ですよね。大師堂参拝の後、本堂の鬼瓦を眺めたのも5年ぶりです。ウーン帰って来たんだ感があります。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190422193356j:imagef:id:kokohahurusatokazemakase:20190422193418j:imagef:id:kokohahurusatokazemakase:20190422193615j:image無事結願御礼の参拝を終えて駐車場に降りて来ました。納経所近くの自動販売機で、冷たいお茶を買って喉を潤します。その横には陶版のレプリカです。山門の天井画はこんな感じだそうで、昇って見たいと思いますが、それがダメだからここにこうしてあるのでしょうね。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190422194444j:image
f:id:kokohahurusatokazemakase:20190422194439j:imageもう一度、どっこいしょとベンチに戻ってお茶を飲んでいると、向かいのベンチに異人さん遍路です。丁度飴ちゃん2つを手にしていたので、良かったらどうぞって、差し出したら、丁度その時、その人の奥さんらしき日本人も座って、どうも有難うとの事。デモって、お返しに貰ったのが、このミカン。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190422194930j:image思わぬお接待の交流でした。ではこの辺で、明日の心でーす。