まだ4月だと言うのに、この暑さって、何だかチョッと変ですよね!あちこちで夏日だって言ってますよね!あれだけ綺麗に咲いていた花水木が、もう終わりだし、牡丹は咲いていますが、黄色ですから、コレでお仕舞い。鉄線だって遂に満開状態になってるんですよね!コレは蔓が朝顔みたいに伸びて花を付けるので、どうしても夏休みを想像して仕舞うんですよね!そう、気分は夏休みに突入。鉄線のせいで、春はもうすっかり飛んでしまった様です。夏と言うには、早過ぎるって思ったもので冒頭句となりました。明日の心でーす。
鉄線が咲いたよと妻声若し
はやばやと鉄線が咲きました。今年は3月が寒くて、4月になったら、気温の高いので、特に後半は夏日があったりしたので、色んなものの花の咲くのが早いと思われます。そう、コレもそのうちの1つですが、4月中に花とは思っていませんでした。だもので、こんなに開いているのを相棒さんに教えられるのですが、彼女も驚いたのでしょう?いつもの声とは違ってました。しかもこんなにも沢山、気がつけば満開状態になってるのですからビックリです。ハイハイそれが冒頭句となりました。明日の心でーす。
朝日浴び光の雫甘野老(アマドコロ)
我が家前庭に、もう随分大きな銀木犀があります。例年この季節には、その大木に育った銀木犀の足元から、アマドコロが姿を見せます。コレは、本当にこの季節だけ、ニョキニョキと現れるのです。2つ並んだ鈴状の花が印象的です。朝日が差して、銀木犀の間から、その光が漏れています。まるでその光が、雫となって垂れ下がっている様に見えたので、冒頭句となりました。明日の心でーす。
チャイム鳴り一緒に帰ろう甘野老(アマドコロ)
我が家の庭に大きな銀木犀の木があるのですが、その根本付近に、突然の様に、ニョキニョキと葉っぱが出てきます。軸は3、40センチくらいでしょうか?
その葉っぱをつけた軸に、鈴蘭みたいな花が咲きます。軸に沿って、1列に並んで、2つづつ咲くのです。説明より写真ですよね。余りにも規則正しい感じで、綺麗に並んで移動する小学生を思ったもので、冒頭句となりました。明日の心でーす。
白牡丹浮かぶ早逝姉の顔
私には4つ上の姉がいた。私が小学校の12年の頃には、5、6年生で購買部の部長さんだった様で、ハイハイ校内で学用品を売る高学年の部活動みたいなものですね!
でマア、私が糊やハサミやクレパスを忘れて行ったら、姉の所に行って何とかしてもらってました。色の白い人で、私が行くと困った顔をしつつ、糊やハサミを何とかしてくれたのですが、この姉は嫁いで2年もしなくて亡くなってしまいました。20歳過ぎだったと思います。勿論その家は後妻さんも来たので、我が家と親類付き合いも消えて、墓参りする事もありません!
我が家の累代墓に参る時思い出す事もあるけれど、その墓に眠る訳でも無いのです。そう、そんな薄幸な、若死にをした姉を、この白い牡丹が咲くと思うのです。
果たして、美人薄命と言われるほど美人だったのか?牡丹に喩えられるほどの容姿だったかは、不明だけれど、とにかく、この白い牡丹が咲くと思うのです。姉の、困った様な、仕方無さそうな白い顔、今年も、白い牡丹を見て、思い出したもので、冒頭句となりました。明日の心でーす。
散るまでは吹くな牡丹に庭の風
目下、我が家の牡丹が満開なんだけれど、1つの花が、随分大きく咲いています。花が大きいと言えば、菊も大きくなるけれど、これは支柱も立てるし、輪台で支えているので、余り心配はしませんが、こんな牡丹を眺めているとチョッと心配。とにかく花が大きいし、それを支える茎はさほど太くは無いし、オマケに、こうして3つも重たい花が咲いたら、大丈夫かなって心配になったりします。でマア冒頭句となりました。風を心配して居たのですが、今年は雨に濡れているのも気がかりではありますがね!明日の心でーす。
歓迎と門は紅白ハナミズキ
やっと赤い方の花が咲きました。例年白い方が早く咲いて、チョッと忘れるくらい遅れて、赤い花が見られるのですが。今年は、結構早かった様です。とマア例年には無い早さの赤い花にチョッと驚いていますが、おかげで、今年は紅白揃って、来客歓迎の門になった様にも思われます。とマア、そう言うわけで、冒頭句となったのですが、それにしても、この写真でお分かりの様に藤が咲き花水木が満開なんて、まるで初夏じゃないですか、夏が早過ぎですよね!こんなスピードで季節が進むと、付いていくのが大変で、気持ちの上でもそうだけど体力的にもオタオタしている感じです。明日の心でーす。