自衛隊の演習場があるフェンス沿いの道はやがて、再び山の中へと向かう様です。
やっと36丁ですから、先は長いですよね。
山道に入っているのに、快適に歩いていると思ったら、下り坂になっていました。低くなったところに、水場、閼伽井です。かつての遍路たちはここで、喉を潤したのでしょうね。説明板や石柱です。
丁石ばかりでなくて、こんな石柱が有りましたが、陸軍の用地とjあるから、自衛隊の演習場があるのも頷けます。
もはや、山道を黙々と歩いて、丁石の数字が減るのを楽しみに進みますが、次の目標は19丁で、まだ先の話ですネ。明日の心だーですネ。
根香寺道を行く、その1
白峯寺の参拝が終われば、次は根香寺です。車道を引き返すのでは無くて、白峯寺山門の前を山に向かいます。白峯寺へと下って来たのですから、山道が登ってるのは仕方ない事ですが、小1時間下り道を進んで来たし、お寺で休憩したといっても、やはり上り道は辛いものがありますね。
五色台へ上がって来た遍路ころがしを思い出させる道でした。1度五色台へ上がって来たら、後は平坦だと決めつけている方が変かも知れません。
説明板が読み辛くなっていました。どうやらこの道は、こうして残っている丁石を辿る道になりそうです。コレははっきり文字が読めます。
アップダウンの繰り返しなんですが、ほんの少しの平坦部が来たらホッとします。奥の院なる表示も有りましたが、そっちへ進む勇気がありません。ひたすら丁石を求めて進みます。
上り坂で無ければ、木立の中の快適な遍路道なんですが、あゝ坂道、また坂道だよなあって感じで進みます。ハイ、後は明日の心だーですネ。
白峯寺に到着
遍路ころがしを登ってきて、一本松に到着。後は車道を進むだけで、白峯寺へとやって来ました。この道はスカイラインでしょうか、かつては多くの車が行き交った道なのでしょうが、今は左程の観光客も来ていない様です。小1時間の車道で出会った車は🚗10台あったか、なかったかという感じで、観光客って感じでも無い車だった様です。
一本松からは、両側雑木の林が続きます。なんの変哲も無い車道に少々飽きが来た頃、眼下に坂出の工業地帯が現れました。おお、五色台とは、結構高いところにいるのだと思い、遍路を忘れて、ひとりの観光客になっていました。
しばし眼下の景色を楽しみながら歩いたのです。遍路ころがしも終わったという事だし、なんと言っても、ずーっと下り坂ですから、足は軽いですね。
やがて白峯寺へと入って行く場所に来ました。
まだ境内ではありませんが、寺域に入ったものと思われます。山門の方へと進みます。ではでは、明日の心でーす。
白峯寺への道、その4
国分寺から五色台の山道を歩いて来ました。遍路ころがしと言われる坂道です。何度も何度も休憩してやっとの事で一本松に到着したのでした。
でもココは白峯寺と根香寺の中間地点で、白峯寺へは車道を進めとの表示です。しかもその車道は下り坂だし、喜んで指示に従ったのでした。ええ、その車道はスカイラインの一部でしょうね、両側に雑木の林で、その間を進みますから、これと言った物も無く、退屈しそうになりましたが、やがて、眼下に坂出の工業地帯が現れました。
あゝ、いい場所だよなあ、五色台って所は!なんて、遍路ころがしの苦しさを忘れ、単調なスカイラインの道に懲りる事もなくて、遍路というより観光客気分に陥ってました。
左下に工場が霞んでいる道を歩いているうちに、白峯寺へと入って行く場所に来ました。すぐ山門ではなくて、コレまた、少し下っていったら、白峯寺でした。落ち着いた静かな山寺です。
無事納経を済ませて、ホッとします。さて、次なる根香寺へと進む道はスカイラインに戻るのでしょうか?いえいえ、山門前の道をやまのほうへ、奥の方へと進んだのでありました。次回は、根香寺道の心だーですネ