風ひとつ

田舎に吹く心地よい風を届けたい、そう願って

結願の寺、大窪寺への道、その6

女体山を越えて、少し下ったら林道に出ました。この林道を進むのかと思ったら、大窪寺はコチラだと表示が出て、しかもまたまた上り坂、1度下りたのに、また登るのかと、そこにある説明板を読むと奥の院に参拝して大窪寺だとの事。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190406045614j:image
f:id:kokohahurusatokazemakase:20190406045544j:imageならば仕方がないですね。奥の院も参拝して置こうと進みます。
f:id:kokohahurusatokazemakase:20190406045549j:image道にあるお遍路札が、結願って書かれています。大窪寺が近いと思わせてくれます。
f:id:kokohahurusatokazemakase:20190406045514j:image徳島の方たちのものもありましたね。
f:id:kokohahurusatokazemakase:20190406045631j:imageしかし下り坂の段差は厳しくて、足にも頭の芯にも、ドスンドスンと響きます。
やっとこさ、奥の院に着きましたが、想像していたよりも小さい祠と仏様 ですね。
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f:id:kokohahurusatokazemakase:20190406045556j:image大きな岩を背にした、仏様に手を合わせて、再び大窪寺をめざします。
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f:id:kokohahurusatokazemakase:20190406045602j:imageあと600メートルですか、まだまだありますね。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190406051254j:image
f:id:kokohahurusatokazemakase:20190406051214j:image休憩したらとベンチがあります。遥か彼方の山を眺めます。
f:id:kokohahurusatokazemakase:20190406051226j:image阿波不二だそうです。最早あの山は徳島県の山並みなんですね。
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f:id:kokohahurusatokazemakase:20190406051246j:imageなんだか下界が見えて来たように思えます。
f:id:kokohahurusatokazemakase:20190406051220j:imageしかし、まだまだ下り坂ですね。擬似木の段差の大きな下り坂です。
f:id:kokohahurusatokazemakase:20190406051237j:imageデモなんだか下りて来た感じがします。
f:id:kokohahurusatokazemakase:20190406052209j:imageおやおや、コレはもう大窪寺の境内ですね。
f:id:kokohahurusatokazemakase:20190406052156j:image綺麗な石段を下ります。
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間違いなく、境内の中に下りて来ました。さて、車道から見る、あの門はどっちにあるのでしょうか。境内は解っても、山門や本堂は何処だと探します。では、その辺りは明日の心で〜す。

 

結願の寺、大窪寺への道、その5

これでも遍路道ですかと言いたい様な岩場の道をよじ登って、やっとこさの女体宮です。山上の小さな神社ですが、遥かに麓の景色が見えます。結構上の方まで上がって来たのだと、長い休憩をとったのでした。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190404192103j:image
f:id:kokohahurusatokazemakase:20190404192126j:image女体宮のある岩場から、大窪寺への道を進みます。少し開けたところに出て
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休憩所がある様です。ココでまた休憩ですね。
f:id:kokohahurusatokazemakase:20190404192142j:imageこの標柱が女体山の山頂みたいですね。776メートルですか。大麻山よりも高いって事ですね。ええ、大麻山は520くらいだと思います。
f:id:kokohahurusatokazemakase:20190404192150j:imageさて、ココが頂上なら、後は下り坂、喜んで、こちら大窪寺の表示に従います。
f:id:kokohahurusatokazemakase:20190404192110j:image下りも岩場ではないけれど急な坂道、山道で、油断すればズルーッと滑りそうです。
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f:id:kokohahurusatokazemakase:20190404195500j:imageおや、この道はまた林道に降りる様ですが、どうなのでしょう。とにかく降って見ます。
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f:id:kokohahurusatokazemakase:20190404195407j:image林道に降りて来ました。しかしながら、また登りの大窪寺への遍路道です。降りて来たのに、また登るのですか?ちょっと不満です。でもこれが遍路道なら、行かねばならぬ。その林道からの登り口にある説明板を眺めて、ココでも、また休憩したのでした。
f:id:kokohahurusatokazemakase:20190404195438j:imageなるほど、成る程、歩いて来た道が、ココをこうして歩いて来たのかって、よく分かりました。とにかく前に進めば大窪寺は近い。そう我と我が身を励ますのでした。明日の心で〜す。

結願の寺、大窪寺への道、その4

林道から山道を登って、再び林道に出たけれど、其れも束の間、再び崖道へと誘導されます。登って来た道は苦しかったけれど、たかが300メートルしか登って無くて、2つ目の山道への表示に、700とあるのを見て、心を引き締めるのでした。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190403140756j:image
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f:id:kokohahurusatokazemakase:20190403140801j:imageあらあら、1度登ったのに降るのですか、くだれば次は倍する登りなんでしょうね。
f:id:kokohahurusatokazemakase:20190403140753j:image林道に比べると、明るいのは、尾根伝いに歩いているのかも知れません。下を見れば遠く下の方に街並みです。結構登って来たのだと思えます。
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f:id:kokohahurusatokazemakase:20190403141511j:image大きな段差や擬似木の段が続いて、遂には岩場です。何々、コレでも遍路道なんでしょうか。修験道のお山みたいになって来ました。
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f:id:kokohahurusatokazemakase:20190403141518j:image岩場の最終は、岩場に打ち込んだ、この四角い鉄に掴まりながら上がります。ハイ、女体宮です。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190403142200j:imageもう歩けません、休憩です。明日の心で〜す。

結願の寺、大窪寺への道、その3

この辺りを太郎兵衛というとの看板を見て、ならば太郎兵衛館も近いはずだと思いつつ歩きます。しばらく進んで左の木立の中に建物らしき物が見え出しました。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190402215400j:image
f:id:kokohahurusatokazemakase:20190402215355j:image香川大学のものだそうです。そう言えば農学部があって、林業科ってモノもあるのでしょうか。建物に近づく気もなくて、アレコレ思うのでした。でも、コレで進んできた道は間違いなかったとひと安心です。元気を出して歩きます。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190402220233j:image
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  さてと、そこから、1キロと歩いて無いと思いますが、こんな表示です。女体山越えの入り口に来たようです。今までの道は森や林の中で、細くて薄暗かったけれど、それでも舗装された林道だったのですが、ここからはもう、山道、坂道、登山道なのです。段差の大きな石段を上がり、斜面の山道を進みます。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190402221032j:image
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f:id:kokohahurusatokazemakase:20190402221049j:imageもうコレは、遍路道と言うより、登山道です。腰を曲げて歩き、這いつくばる感じで登って行くのでした。

ただ、山の尾根伝いなのでしょうか、さっきまでの林道の薄暗さは無くて、明るいのです。上を見上げれば青い空が見えて、すぐそこに開けた場所があるかのようです。そう思って登って行っては、何度も裏切られて、ウーン、またまた登りなんですかって感じでありました。

それでも、何度目かに、ヤット広い場所に出ました。林道です。さっきの道の続きでしょうね。どうやら這いつくばるようにして、林道をショートカットして上がって来たようです。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190402222522j:image

    でもってこの赤い矢印は林道を進めって事ですから、歩き始めました。やはり林道は歩き易いですよね。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190403084830j:image
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 そう思いながら、歩く事200メートルも行かないうちに、またまた女体山の登り口です。表示を見て、ウーム、 げっそりです。さっきまでの悪戦苦闘は、たかが300メートルの登りだったわけで、ウーンまたまた700ですか?

でもね、引き返す訳にも行かないし、前へと進みます。明日の心で〜す。

結願の寺、大窪寺への道、その2

  前山ダムから大窪寺へと進む道は5ルートあるのだけれど、軟弱遍路は出来れば、3号線から377を通る車道コースを進むつもりでした。だもので、道の駅手前から山に入る旧遍路道を採らずに、ダム湖に沿った3号線を歩いて来ました。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190401181917j:image
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  バス停の来栖辺りから、来栖神社方向への道もあったけれど、コレは健脚コースだと思って諦めました。そういう事で、ヤッパリ3号線を歩いているのですが、坂道はドンドン急になり、キツくなって行くのです。平坦だったのはダム湖畔だけじゃないですかねえ。コレでもバス道なんですかねえ。緩いだんだら坂道を想像していたのですが、チョッと当てが外れました。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190401182327j:image

そう、そうなんです。坂道の苦しさがあり、またバス道なら9キロ女体山超えなら6キロなんて表示があったりしたものですから、遂にココから左の下り道に進んだのです。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190401182431j:image

多和神社や、昼寝城址があって、太郎兵衛館で健脚コースに合流する道なのです。取り敢えずの多和神社へ下って行くのが嬉しいですね。あとあとの事は、全く考えず、今の下りを喜んだのでした。

そして間も無く多和神社です。小さな祠を思っていたのですが、どうしてどうして、立派な神社です。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190401182705j:image
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f:id:kokohahurusatokazemakase:20190401182654j:imageしかしながら、人家があったのはこのあたりまで、後は森や林の中の、薄暗い道となりました。そう林道ですね。
f:id:kokohahurusatokazemakase:20190401182651j:imageしかもこの道もドンドン坂道となっていって、足の運びは極端に悪くなりました。

それでも、多和神社の次は、昼寝城址が目標ですから、頑張ります。あゝ出てきました。ココなんですね。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190401183408j:image
f:id:kokohahurusatokazemakase:20190401183403j:imageでもその表示を見るだけで、細い道を山に入る寄り道については遠慮させていただいて、坂道林道を歩いて行きます。

ここまでは、まだ良かったのですが、次の目標だった太郎兵衛館は、なかなか見えて来ない。両側の木々が鬱蒼とした林道は右や左に折れ曲がって、ドンドン高くなって行きます。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190401184335j:imageその分軟弱遍路は呼吸が苦しくて何度も何度も足を休め、休憩したのでありました。はてさて、小1時間は過ぎたでしょうね、太郎兵衛館はどこにある?なんて思い始めた頃にこんな看板です。やれやれ太郎兵衛館も近いと思ったのでした。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190401184601j:image太郎兵衛館に着けば、後は女体山超えですね。明日の心で〜す。

結願の寺へ、大窪寺への道、その1

  本来なら、この道は長尾寺からのスタートなんだけれど、もう既に長尾寺から道の駅長尾までについては、ブログに載せて来ました。

  そうなんです。志度から始まった長尾寺への道は、7キロほどだった ので、長尾を打った後で、前山ダムまで6キロを、前もって、歩いて置いたのです。

  マア、そういう事で、今回の結願寺に向かっての道はダム湖の横からスタートします。ココですね。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190330152429j:imagef:id:kokohahurusatokazemakase:20190330152516j:imageコレは、前回ココから引き上げる際に、お遍路交流サロンに寄って、頂いた大窪寺までのコースです。まるでカーナビみたいに、5ルートあって、さて、どの道を歩んでいけばいいのでしょうね。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190330162554j:image

 細川住宅や多和小学校の近くを回って、県道3号線を進む1の緑色コースと、ほぼその3号線に沿って進むものの旧遍路道だと言う紫や青の2と3のコースがあって、その他にも、太郎兵衛館を過ぎて女体山超えの赤と茶色の4と5のコースです。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190330160206j:image

コレについては、前山ダム近くのお遍路マークのところに、こんな情報がありましたが、それでもやっぱり迷いますね。どれをとっても3時間くらいかかるってことの様です。

   だものですから、コレにしようとハッキリ決められずにダム湖の横の坂道を、車道を上がって行きます。車道とは言え、結構キツイ坂道ですね。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190330163155j:image
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  ええ旧遍路道コースの1と2は、道の駅長尾の手前で右手の山に進む様ですが、もうそこは通り過ぎていて、残るは、3の車道コースにするか、女体山超えの4や5のコースにするかって事ですが、軟弱遍路は出来れば、車道コースにしたいものだと思いつつ歩きました。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190330163336j:image
f:id:kokohahurusatokazemakase:20190330163339j:imageそして現れたのは、来栖のバス停、来栖神社の方に進む健脚コースの分かれ道ですね。軟弱遍路は、健脚コースを歩く自信がありません。ヤッパリ県道3号線を進みますが、坂道はドンドン厳しくなって、コレ車道だよなあと思ったりしました。明日の心だーですね。

鬼無へ降りる、その駅まで

五色台の山上から下ってきて、駅のすぐ近くにやって来ました。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190327174549j:image
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f:id:kokohahurusatokazemakase:20190327174554j:imageいわゆる盆栽通りですよね。香川県が植木や盆栽で有名なのは知っていましたが、この鬼無がこんなに植木や、盆栽屋さんがあるとは知りませんでした。f:id:kokohahurusatokazemakase:20190327174833j:imagef:id:kokohahurusatokazemakase:20190327175024j:image
そして、コレが鬼無の駅ですね。ここから、一宮寺へ歩き、栗林駅で引き上げたのは、いつだったでしょう。もはや、記憶があやふやになるほど以前になりますが、とにかく、コレで88ヶ所全て歩いて繋いで来ました。

コレで心置きなく、結願寺に向かえます。前山ダムまで歩いているので、後10キロです。3月中に大窪寺に辿り着けるでしょうか。それは、次回大窪寺への道の心だーですネ